気候変動と食品産業の関係について講演をおこないました
令和4年7月22日、「大分県食品産業協議会」研修会において、気候変動と食品産業の関係について講演をさせていただきました。
同協議会は、県内における食品産業相互の連携を密にし、関連企業の健全な発展に資することを目的として昭和51年に設立された団体であり、定期的に研修会や視察、交流会等をおこなっています。
食品産業における気候変動の影響としては、気温上昇や異常気象の多発に起因する農水産物の収量低下や品質悪化に伴い、原材料不足や調達コストの増加などが懸念されます。また、加工等における食品の品質管理においても一層重要になってくることが考えられます。
また、これからの季節、従業員の方々の熱中症対策や豪雨災害などへの備えも適応策として重要となってきます。
当日は、協議会や事務局である大分県中小企業団体中央会から「今後、気候変動に関する情報を積極的に取り入れていきたい」「業界として、しっかりと適応策に取り組みたい」といった声をいただきました。
OCCACでは、今後も気候変動に関する情報を積極的に発信していくとともに、県内事業者の方々からの様々な気候変動適応策事例を紹介していきます。