OCCAC通信vol.5を公開しました

OCCAC通信 第5弾 を公開しました。今回は、身の回りの気候変動影響を紹介しています!

1つ目は、さくらの開花日いちょうの紅葉日についてです。気象庁が毎年、生物季節観測の結果として報告していますが、それらは徐々に変化していることをご存じですか?

地球温暖化などの気候変動に伴い、さくらの開花日は早まり、逆にいちょうの紅葉日は遅くなってきています。このまま温暖化が進むと、将来的には、卒業・入学シーズンには葉桜ばかりになってしまったり、クリスマスに紅葉を楽しむようになったりするかもしれません!?

2つ目は、藻場(もば)についてです。藻場は魚たちの産卵や生育の場であるとともに、水質浄化などの環境保全にも大きな役割を果たしています。しかし、近年の気候変動による海水温度上昇などの環境変化によって、磯焼(いそや)けによる藻場面積の減少などが起こってます。

大分県では、これまで県内沿岸域の藻場に関する調査を行っており、今回その一部を“見える(GISデータ)化”しました。作成したアプリ上では、藻類毎の推定面積被度(どのくらい海底面を占めているか)調査年度別の面積比較(経年変化)などが把握できます。

お住まいのエリア周辺の分布を検索したり、クロメ(カジメ)やワカメなど気になる藻類について調べたりできますので、ぜひ一度ご覧ください♪