おおいたの藻場を “見える化” しました
藻場(もば)は、たくさんの魚たちの産卵や生育の場であり、海藻上に生息するプランクトンや微小生物などを提供する好餌場です。
また、海中の栄養塩や二酸化炭素を吸収・固定し、酸素を供給するなど水質浄化にも大きな役割を果たしています。
こうした生物生産や生物多様性の維持、環境保全の観点から欠かすことはできません。
しかし、近年の気候変動による海水温上昇などの環境変化によって、「藻場を構成する海藻の生産力」と「被食圧」のバランスが崩れ、全国的に磯焼けによる藻場面積の減少が起こっています。
大分県では、これまで県内沿岸域の藻場に関する調査をおこなっており、今回その一部を“見える化(GISデータ化)”しました。
【画像出典】 ※1,2 藻場・干潟(平成14年3月 水産庁) ※3 磯焼け現象~海の砂漠化~(水産庁HP) ※4 第3版 磯焼け対策ガイドライン(令和3年3月 水産庁)
藻類毎の推定面積や被度(どのくらい海底面を占めているか)、調査年度別の面積比較(経年変化)などが把握できます。
まずは左の“めじろさん”をクリックして、アプリをご覧ください♪
お住まいのエリア周辺の分布を検索したり、クロメ(カジメ)やワカメなど気になる藻類について調べたりできます!
操作方法等についての解説動画もありますので、参考にしてください^^