大分県衛生環境研究センターフェア(衛環研フェア)を開催しました♬
令和7年7月26日、大分県衛生環境研究センターフェアを開催しました。
県内の小学5~6年生に、実験や観察を通して、大分の「衛生」や「環境」について楽しく学んでいただきました。
顕微鏡観察やチリメンモンスターさがし、スライムや温度計・缶バッジ・分光器づくりと盛りだくさんな内容でしたが、最後まで元気に参加してくれました。

気候変動適応ってなに?
オリジナル温度計&缶バッジをつくろう!
温度で色や表示の変わるサーモテープや示温インクなどを使って、オリジナルの温度計と缶バッジをつくりました。
色や表示の変化を楽しみながら、普段あまり気にすることのない温度の変化を実感してもらいました。熱中症対策に是非活用してください!

食品添加物でスライムを作ろう!
食品添加物として使われている着色料や香料を加えて、好きな色や香りに仕上げながら、「食品衛生法」によって決められている添加物の役割やルールについて学びました。

いろんなものを顕微鏡で観察しよう!
微細なゴミ、土や水中の粒子、虫、カビなどミクロの世界を顕微鏡で観察することで、普段身近に感じる機会の少ない自然や環境に関する問題に興味を持ち、環境がどれほど繊細で複雑であるかを体感してもらいました。

分光器を作ろう!
目に見えない大気環境に興味をもってもらうために、CDを使って太陽や電灯の光を分光し、スペクトルのようすを観察しました。普段白色に感じている太陽の光には、実はたくさんの色の光が混ざっていることや、光の三原色についても学びました。

チリメンモンスターを探そう!
ちりめんの中に混ざっている小さな海の生き物(チリメンモンスター)を探し、観察しました。海には多くの生き物が生息しており、これらの生き物が生きていくためにも、私たち人間が水環境を守っていくことが大切であることを学びました。

長時間のイベントでしたが、みなさん目を光らせながら楽しんでくれていました。アンケートでも「いろんなものを作ったり見たりして楽しかった」「普段できないような実験や道具に触れることができてうれしかった」「衛生や環境に興味がわいてきた」など、たくさん感想を書いてくれました。
保護者の方々からも「日常体験できないようなことを分かりやすく知ることができ親子でとても勉強になりました」「子供がこの先生きていく上で何かのきっかけになってくれたらなと思います」など、多くのご意見をいただきました。
当日の風景など、センターのInstagramでも公開していますので、是非ご覧ください。
